トレーラー牽いてます。

トレーラー購入時早々に作成してのバッテリー管理に使っています。
上が電圧、下が消費電流です。
市販のＡＶモニターは25,000円ぐらいしますが、自作だと5000円以下で作成できると思います。
性能的に劣る所もあるかも知れませんがバッテリーチェックには十分だと思っています。

中はこんなになっています。



デジタル電圧計２個と９Vバッテリー、電源スイッチ、そしてケースです。

また電流測定のために1mΩの分流器が必要です。私は100Ａ100mVの分流器を使っています。

こちらに載っている商社にお願いして購入しました。

仕組み

サブバッテリーと負荷間に1mΩ分流器を設置します。
そして分流器両端を電圧計（mV）で計測します。

電流I＝電圧E／抵抗R

抵抗を1mΩにすることにより、

I(A)＝E(mV)／１(mΩ)

結局、電圧mVを電流A読み替えることができます。

作り方

写真のようにサブバッテリーと直列に1mΩの分流器を付けます。
バッテリーマイナス側と分流器B間のケーブルは太いケーブル（22Sq）か必要です。
バッテリーのマイナスに元々つながっていたケーブルを分流器のもう片方Aに繋ぎます。

追記（2010.4.1）
写真では黒と白の測定用ケーブルがバッテリーケーブルと共締めしていますが、間違いです。
端子部分の接触抵抗が誤差の要因になってしまいます。
小さなビスの方に接続してください。



電圧計は説明書通りハンダでジャンパー（短絡）します。
１.J３とJ５をショート　（DC9V使用）
２.DCと200mVをショート　（200mVDC表示）
３.P１ショート　（少数点１桁表示）
４.Nショート　（マイナス表示）
５.POWERを途中スイッチを通して９V（006P）バッテリーに接続
6.INを分流器Bに接続、GNDをAに接続します。

これで負荷がかかると電流値小数点１桁までマイナス表示されます。
逆に充電時はマイナス表示なしとなります。

続いてバッテリーの電圧計



１.J３とJ５をショート　（DC9V使用）
２.DCと20Vをショート　（20VDC表示）
３.P2ショート　（少数点2桁表示）
4.POWERを途中スイッチを通して９V（006P）バッテリーに接続
5.INをヒューズを途中に入れてサブバッテリーの＋に接続、GNDをAに接続します。

サブバッテリーの電圧小数点2桁表示となります。
残念ながらバッテリー電圧が下がってもブザー音は鳴りません。

電圧計は市販の警告音が出るのを使って、電流計だけ自作もいいかもしれません。
またハンダでのジャンパー（ショート）は慣れないと難しいです。
私も１枚だめにしました。（笑）

作成にはぶんたさんのHPあっくん印ＡＶモニタを参考にさせていただきました。
作成時を思い出してまとめましたがもし間違いがあったらごめんなさい。